モリチュウの技術で実現する『サステナブルな部品製造』

先日、お客様からこんなお声をいただきました。
「ロストワックス鋳造に切り替えたことで、材料ロスが大幅に減り、なんか無駄が少なくなった感じで気持ちいいよね」
「へぇ~、スクラップ材を使っているんだ・・・」
現代のものづくりでは、環境への配慮が欠かせません。
とくに製造工程でのエネルギー消費、CO₂排出、そして「廃材」の削減は大きな課題です。
従来の切削加工では、多くの削りカスが出て資源のムダや廃棄コストの増加が問題視されています。
これからの社会では、より環境負荷の少ない製造方法への切り替えが求められています。
モリチュウが長年取り組んできたロストワックス精密鋳造は、この「廃材問題」への有効な対策です。
最終製品に近い形で成形できる「ニアネットシェイプ製法」により、余分な材料を削る必要がなく、使用量も処理コストも抑えられます。
また、当社のステンレス鋳物製造ではスクラップ材(再生材)を積極的に活用しています。
オーステナイト系ステンレス鋼は磁性がないため、他の金属と分けやすく、リサイクルしやすい特性があります。
そのため、回収率が高く、資源の有効活用につながっています。
加えて、ステンレス鋳物そのものも再利用可能です。使用済みの製品も再溶解して鋳造原料として活用でき、廃棄物の削減に貢献します。
更に、ステンレスは防錆性が高いため、さび止め塗装が不要のため、揮発性シンナーなどの使用量も減ります。
これにより、作業環境の改善やVOC削減にもつながります。
このように、ロストワックス鋳造は環境とコストの両立を支える技術です。
お客様とともに、次世代につながる製品づくりを進めていきます。
モリチュウは84年の経験と技術で、お客様の課題解決を強力にサポートします。
「環境配慮とコスト削減を両立したい」と考えるなら、ぜひ一度モリチュウにご相談ください。
当社の技術力で、ものづくりと地球環境の調和を実現しましょう。
鋳造基礎を学べる「ロストワックス鋳造ミニセミナー」も随時開催。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。皆さんの課題解決にモリチュウの技術をご活用ください。
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-追伸-
モリチュウでは、お客様の幅広いニーズに合わせて、適切な素材や製造方法のご提案をしています。
製造面、調達面、開発面での課題についてモヤモヤしていることがあれば、是非お問い合わせください。お待ちしています!