鋳造×素材=?

その他
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 「鋳物?使ったことないですね」「そもそも鋳物って何ですか」「鋳物の特徴ってどんなところにあるのですか?」本当によく聞かれる質問です。

 メソポタミア文明から連綿と続く技術であるにもかかわらず、残念ながら、なかなか鋳物が周知されていないのが現実です。

 「ステンレス鋳物のプロ」を立ち上げる際に、まずここに課題があると感じました。

 そして、モリチュウは創業(1942年)以来、鋳物を生業(なりわい)としてきています。そう、モリチュウの原点は「鋳物」です。

 「原点である鋳物が周知されていない」・・・これは大きな問題です。では鋳物に魅力がないのか?そんなことはありません。そこで「もっと鋳物の魅力を多くの方に知ってもらわないといけない」と強く思いました。同時に、モリチュウの根底には、鋳物を愛してやまない強い気持ちが脈々と流れていることにも気が付きました。

※「ステンレス鋳物のプロ」は創業80年の経験から、鋳物技術、ステンレス等素材の特性、そして厨房機器・食品機械メーカー様の業界特徴やニーズを熟知した上であらゆる対策を講じることが可能な「ものづくり設計サポーター」です。

 しかし、そうであれば、猶更「鋳物って面白いのに、なぜもっと広がらないのかな」という疑問に結び付き、そして同時に「自分たちが鋳物の良さをしっかりと伝える技術がなければ、お客様にその良さを伝えることは出来ない」と再認識をしました。そして特に「錆」や「異物混入」対策に絞り込んで出来たのが「ステンレス鋳物のプロ」です。

 ものづくりにおいて大切なことの一つに、製造方法の選択があります。プレス板金や切削など様々な作り方がありますが、その一つが鋳造です。しかし技術開発や設計の方が鋳造を知らなければ、その選択肢にも上がってきません。特に若い技術者は今までの作り方を踏襲するため、製造方法の選択肢が限られてしまいます。それは場合によっては大変もったいないということになります。

 前述の通り、「ステンレス鋳物のプロ」をブランドとして立ち上げましたが、更に鋳物の特長をより分かりやすく表現できないかと試行錯誤して浮かび上がってきたのが「鋳造×素材」という方程式です。

 その答えは「ものづくり無限大」、つまり「鋳造×素材=ものづくり無限大」となります。

 鋳造は金属を溶かして型の中に流し込んで作る成形方法。つまり形が自由になる「造型性」が大きな特長です。これは板金や切削といった作り方と根本的に違います。

 そして溶かす金属は、鉄・アルミ・銅・ステンレス・・・と様々です。

 様々な金属を、自由な形に作ることが出来る・・・つまり「ものづくり無限大」となります。そしてこれこそが鋳物の最大の魅力ということになります。

 もちろん現実的には板厚とか大きさとかの限界はあります。やや誇大表現であることも否めません。しかし、かなり自由に様々な形状を様々な素材で製作出来ることには変わりありません。その魅力と特徴を伝えるためには、「鋳造×素材=ものづくり無限大」という表現がぴったりなのです。

 現在、モリチュウでは「ステンレス鋳物のプロ」ブランドとして、

・錆び、塗装やメッキ皮膜剥離の心配がなく

・表面処理・溶接・加工・組立などの加工工数を減らすことができる

・薄肉一体成型が可能な

「ステンレスロストワックス」鋳造製品と、その開発提案をプラスアルファのアイデアを加えながら行っております。

 そして、更に鋳造の魅力を広めつつ、適材適所、つまり適切な素材と適切な作り方の組み合わせをご提案し、お役立ちする。これこそがモリチュウの使命であり「想い」です(その中には、鋳物に適さない場合は、はっきりとメリットが無いとお伝えすることも含まれています)。

 私自身、実は「鋳造技士」の資格を持っており、課題解決のための素材と製造方法のご提案ができると信じています。そして若い社員達にもしっかりと鋳造技術を学ぶべく機会を与えています。今は、「ステンレス鋳物のプロ」として展開をしていますが、将来は幅を広げ適材適所をご提案する「鋳物のプロ」へと成長していくことを目指しています。

 もし、「鋳物の魅力についてもっと詳しく知りたい」、「どのような時に鋳物がその特徴を発揮できるのかを知りたい」と思う方がいたら、モリチュウに是非お気軽にお問合せください。私から熱く語らせていただきます。

株式会社モリチュウ 

代表取締役 森 雄児

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