【不可能を可能に!】複雑形状を自在に生み出すロストワックス鋳造の魅力

複雑形状の一体化

先日、お客様からこのようなお声をいただきました。
「これまで複数の部品を組み合わせていた複雑な形状の部品を、ロストワックス鋳造で一体成形できたことで、大幅なコストダウンと品質向上を実現できました。」
「これまで諦めていた複雑な内部構造も、鋳造で実現できたのは驚きでした。」
「以前は切削加工で製造していた部品をロストワックス鋳造に切り替えたところ、大幅なコストダウンになりました。特に複雑な形状の部分は、切削だと時間がかかっていたのですが、鋳造なら一度に成形できるのが大きいです。

現代のものづくりにおいて、製品にはより高い機能性、洗練されたデザイン、そしてコスト効率が求められています。そのため、部品の形状はますます複雑化する傾向にありますが、従来の製造方法では、設計の制約、製造の手間、コスト増といった課題が生じていました。

複雑な形状への対応として、高度な機械加工や特殊な金型を用いた成形などが考えられますが、設計の自由度、工程の複雑さ、材料の制約といった面で限界があります。

モリチュウのロストワックス精密鋳造は、「ほとんどの複雑形状に対応できる」という特長を活かし、お客様に以下の5つの実用的なベネフィットを提供します。

1. 設計の自由度が大幅に向上: 製品開発の段階で、構造的に最適な形状や意匠性を重視したデザインが可能になります。例えば、流体制御部品、医療機器、航空機のパーツなどで、空力や流体力学を考慮した複雑な形状を実現します。

2. 溶接・組み立ての手間が不要に: 部品を一体化できることで、溶接やネジ止めなどの工程数が減少し、強度や信頼性も向上。本来複数のパーツで構成される機構部品を1つの鋳造品に集約できます。

3. 切削加工を最小限に抑えられる: 素材の無駄が減り、コストダウンと納期短縮が実現。複雑な曲面や内部構造を含む形状でも、後加工不要または最小限で済むため、効率的な製造が可能です。

4. 軽量化設計が可能: 肉抜きやリブ構造など、軽量化と強度の両立を意識した設計がそのまま実現できます。自動車やドローンなど、軽量が性能に直結する分野でそのメリットを発揮します。

5. 意匠性・ブランド性の向上: ロゴや表面模様などを鋳造時にそのまま表現可能。製品のブランド力やデザイン性を強化します。高級機械部品、化粧品容器、インテリア金物などで、その効果を発揮します。

つまり、「複雑形状を自由に作れる」ロストワックス鋳造は、設計自由度の拡大、工数削減、品質向上とコストダウン、市場での競争力強化という、お客様にとって極めて実利的なベネフィットに直結する技術なのです。

モリチュウでは、長年の経験と技術で、お客様のどんな複雑な形状へのニーズにもお応えします。

「こんな複雑な形状は不可能だと思っていた…」
「もっと自由に設計して、製品の価値を高めたい」

もし、そうお感じでしたら、ぜひ一度モリチュウにご相談ください。モリチュウの技術力で実現いたします。

また、鋳造の基礎を学べる「ロストワックス鋳造ミニセミナー」も随時開催しております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
是非、皆様方の課題解決にモリチュウの技術をご活用ください。

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-追伸-
モリチュウでは、お客様の幅広いニーズに合わせて、適切な素材や製造方法のご提案をしています。
製造面、調達面、開発面での課題についてモヤモヤしていることがあれば、是非お問い合わせください。お待ちしています!

株式会社モリチュウ 
代表取締役 森 雄児