【厨房機器・食品機械メーカー専門】ステンレス鋳物のプロとは【埼玉】

課題解決の切り札、
ステンレス鋳物のプロ。

異物混入防止策、製造工程のスピードアップ、品質向上、コスト改善といった厨房機器・食品機械製造における
さまざまな課題を解決に導く、確かな切り札。それが、モリチュウのステンレス鋳物のプロです。
約80年にわたり鋳物を作り続ける「3つの強み」で課題をスマートに解決し、貴社のさらなる発展・成長に貢献します。

Material素材

ステンレス
Production method製造方法

鋳造（ロストワックス鋳造）
Strengths3つの強み
- 開発力
- 検品体制
- 歴史と実績
Effect主な効果
- 異物混入
  リスク低減！
- コスト改善！
  高効率化

素材
製造方法
3つの強み
効果

Material素材

ステンレス

錆びに強く、清潔感のある素材です。耐熱性や強度にも優れています。
ステンレス鋳物のプロでは、この特性を活かした課題解決に取り組んでいます。

お客様の課題に合わせて、適材適所のステンレス素材をご提案致します。

SCS13

オーステナイト系ステンレス鋳鋼の中で最も一般的な18-8ステンレスの鋳鋼材で、SUS304に相当します。幅広い分野、たとえばバルブ、ポンプ、機械各種、産業機械やそれらの部品、食品設備、一般化学設備、原子力用等広範な領域で使われています。硝酸、リン酸や有機酸に対しては耐食性をもつ鋼種ですが、硫酸に対する抵抗性が低い点には注意です。いわゆる耐酸鋼ともいえます。

成分	C	Si	Mn	P	S	Ni	Cr	Mo	Cu	その他	耐力 N/mm2	引張強さ N/mm2	伸び％	硬度 HB	比重
重量 %	0.08 以下	2.00 以下	2.00 以下	0.040 以下	0.040 以下	8.00 から 11.00	18.00 から 21.00	–	–	–	185 以上	440 以上	30 以上	183 以下	7.98 前後

SCS14

オーステナイト系ステンレス鋳鋼の中で耐食性を上げたステンレス鋳鋼材で、SUS316相当します。SUS304よりも海水や各種媒質に耐食性があることが知られる鋼種です。耐食性のなかでも、孔食に強い耐孔食を持つ材料であるため、バルブやポンプなどでも海水や酸に対する強度が必要な際に検討されることがあります。

成分	C	Si	Mn	P	S	Ni	Cr	Mo	Cu	その他	耐力 N/mm2	引張強さ N/mm2	伸び％	硬度 HB	比重
重量 %	0.08 以下	2.00 以下	2.00 以下	0.040 以下	0.040 以下	10.00 から 14.00	17.00 から 20.00	2.00 から 3.00	–	–	185 以上	440 以上	28 以上	183 以下	7.98 前後

SCH13

オーステナイト系ステンレス鋳鋼の中で耐熱性を上げたステンレス鋳鋼材で、SUS309に相当します。熱膨張係数（線膨張係数）は、0から100℃の場合で14.9（10-6deg-1）、0から650℃の場合で18.0（10-6deg-1）とされます。

成分	C	Si	Mn	P	S	Ni	Cr	Mo	Cu	その他	耐力 N/mm2	引張強さ N/mm2	伸び％	硬度 HB	比重
重量 %	0.20 から 0.50	2.00 以下	2.00 以下	0.040 以下	0.040 以下	11.00 から 14.00	24.00 から 28.00	–	–	–	235 以上	490 以上	8 以上	–	7.98 前後

SCH22

オーステナイト系ステンレス鋳鋼の中で耐熱性を上げたステンレス鋳鋼材で、SUH310に相当します。熱膨張係数（線膨張係数）は、0から100℃の場合で15.8（10-6deg-1）、0から650℃の場合で17.5（10-6deg-1）とされます。

成分	C	Si	Mn	P	S	Ni	Cr	Mo	Cu	その他	耐力 N/mm2	引張強さ N/mm2	伸び％	硬度 HB	比重
重量 %	0.35 から 0.45	1.75 以下	1.50 以下	0.040 以下	0.040 以下	19.00 から 22.00	23.00 から 27.00	–	–	–	235 以上	440 以上	8 以上	–	7.86 前後

ロストワックス鋳造寸法公差

寸法 mm	0を超え10以下	10を超え25以下	25を超え50以下	50を超え75以下	75を超え100以下	100を超えるもの
公差 %	±0.20	±0.25	±0.40	±0.60	±0.80	±1.00

Production method製造方法

鋳造（ロストワックス鋳造）

溶けた金属を型に流し込んで成形する鋳造は「造型性※」に優れています。
特にロストワックス鋳造は精密鋳造と呼ばれており、肌がきれいに仕上がり、かつ複雑な形状を薄肉化で製作することが可能です。

※造型性＝自由な形の作りやすさ

ステンレスロストワックス鋳造を詳しく見る

Strengths3つの強み

Strengths 01開発力

試作を重視した
企画・開発・設計

形状や使途に応じて、品質面・機能面・コスト面において最適な作り方をご提案します。試作においては、3Dプリンターによる蝋型作成で金型を作らずに試作が可能です。また、現物からの再制作（リバースエンジニアリング）にも対応しています。
Strengths 02検品体制

厳密な品質管理、検品体制

国産品のみならず、海外生産品も出荷前に重要ポイントを全数検査。万全の品質管理を行っています。検査基準はお客さまと協議の上で作成。また、国内公共検査機関を利用した材料試験にも対応しています。
Strengths 03歴史と実績

鋳物づくり78年、
厨房機器・食品機械業界50年以上の実績（※）

厨房機器・食品機械業界での長年の経験を活かし、業界特有の条件を理解した上で最適な製造方法をご提案します。また、協力会社263社※とのネットワークを駆使し、鋳造のみならず、加工、表面処理までワンストップで対応することが可能です。
※2021年1月現在